ワンピースは99枚中4枚しか上がらなかった月。ポケモンも−12%だった話【2026年8月】
最初に、ワンピースを持っていた人へ。この8月はしんどかったと思います。追跡している99枚のうち、月初より上がって終わったのはたった4枚。中央値で−26.6%でした。先月(7月)も−20.5%だったので、2ヶ月続けての大きな下げです。
ただ、きつかったのはワンピースだけではありません。ポケモンも−12.1%、全体でも−16.1%。上がったカードを探すほうが難しい、ほぼ全面安の1ヶ月でした。
全体はほぼ全面安
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | −12.1% | 305枚中 56枚 |
| ワンピース | −26.6% | 99枚中 4枚 |
| 全体 | −16.1% | 406枚中 60枚 |
全体−16.1%というのは、真ん中のカードが1ヶ月で16%減ったということです。特定の一枚が暴落して平均を引っ張った、という話ではなく、板全体がそろって下を向いた月でした。


逆行して上がったのは、一部の旧弾ポケモン
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| セレビィ&フシギバナGX SR: SA | ¥70,000 | ¥103,333 | +48% |
| アルセウス&ディアルガ&パルキアGX SR: SA (三神) | ¥176,000 | ¥239,667 | +36% |
| バオッキーVSTAR SAR | ¥15,038 | ¥19,466 | +29% |
| かんこうきゃく SR | ¥257,933 | ¥318,000 | +23% |
| そらをとぶピカチュウVMAX RRR | ¥13,222 | ¥15,950 | +21% |
| ソルガレオ&ルナアーラGX (リーリエ) SR :SA | ¥82,500 | ¥99,000 | +20% |
全面安の中で逆行して上がったのは、セレビィ&フシギバナGX(¥70,000→¥103,333)や三神(¥176,000→¥239,667)といった、旧弾の高額GXが中心でした。新しい弾のカードが総じて弱かったぶん、供給が絞られて枚数の増えない古いカードに、資金が逃げ込んだような動きです。


下げの中心は、やっぱりワンピース
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| ボア・ハンコック R | ¥94,649 | ¥36,800 | −61% |
| モンキー・D・ルフィ L | ¥24,980 | ¥10,283 | −59% |
| モンキー・D・ルフィ SEC | ¥46,250 | ¥21,167 | −54% |
| トニートニー・チョッパー L | ¥16,900 | ¥8,100 | −52% |
| ロロノア・ゾロ R-SPC | ¥127,500 | ¥62,444 | −51% |
ワンピースは、下げ幅が半端ではありませんでした。ボア・ハンコックのRが¥94,649→¥36,800で−61%、ルフィのSEC・Lも半値前後。5月に資金が一気に入って値を吊り上げたぶんが、6月・7月・8月と3ヶ月かけて抜けていった、その最後の局面という感じです。


ポケモン側も、上がったカードばかりではありません。高額のメガリザードンYex系が大きく下げていて、ミラーが−43%、MUR仕様に至っては¥1,980,000→¥1,190,000。この高額帯の下げが、ポケモン全体の中央値を−12%まで押し下げました。
来月はどうなるか
2ヶ月続けて大きく下げたワンピースが、どこで下げ止まるか。そして、逃避先になっている旧弾GXへの資金の流れが、いつまで続くか。断定はできませんが、ワンピースの指数チャートの傾きが少しずつ緩んできているのは、頭の隅に置いておきたいところです。落ちるナイフを無理につかむ必要はありませんが、安くなったカードを淡々と拾うには悪くない時期でもあります。
同じ名前でも収録セット違いの別カードがあります。この記事の「モンキー・D・ルフィ L」「モンキー・D・ルフィ SEC」「ボア・ハンコック R」なども、名前だけでは複数のカードが該当します。値段を調べるときは、収録セット(弾)まで揃えて確認してください。
数字は、その月の最初と最後の両方に取引価格があったPSA10シングルだけを対象に、1枚ずつの騰落率を出して中央値をとったものです(月内12日以上の価格があるものに限る)。平均ではなく中央値なのは、1枚の大化けで全体像が歪まないようにするためです。遊戯王(28枚)とドラゴンボール(14枚)は収録枚数が少なく、タイトル全体の代表値としては出していません。同じ名前のカードが複数ある場合は、収録セットを括弧で添えています。ここに書いた対象枚数は記事を公開した時点のものです。あとから追跡対象に入ったカードは過去の日付ぶんもさかのぼって価格が埋まるため、同じ月を今あらためて同じ条件で数えると枚数は増えます(騰落率の中央値はほとんど変わりません)。
本記事は公開情報の集計にもとづくまとめであり、投資助言ではありません。売買の判断はご自身の責任でお願いします。