各ページに出てくる指標の意味と、投資判断への活かし方をまとめました。
トレカブ(トレカ×株)は、トレカ(ポケモンカード・ONE PIECEカード・遊戯王など)のPSA10鑑定品の実取引データを毎朝手作業で収集し、投資家目線の指標とAIによる判定を無料で公開しているサイトです。
毎朝の収集対象は、フリマ系マーケットプレイスの人気ランキング上位カードと、運営者が手動で追加したカード、そして期待値スコアが70以上かAI判定が「買い時」のあいだ追いかけているカード(最大40枚)です。国内の価格は実際に成約した取引にもとづきます(出品価格ではありません)。カード詳細に併記しているeBay(US)だけは例外で、そちらは現在出ている出品の中央値です。
所持カードに登録しても、そのカードの収集が始まるわけではありません。収集は1枚につき毎朝1回ページを見に行く形なので、登録のたびに対象を増やすと相手側への負荷が際限なく増えるためです。登録したカードがランキングに入れば、過去の日付ぶんもさかのぼって埋めています。ランキング圏外のままのカードは、価格が付かないので評価額にも入りません(手帳の上部に、集計に入らなかった件数を出しています)。
「現在価格」は、その条件(シングルはPSA10、ボックスは未開封)で最後に成約した価格です。成約が無かった日は点が増えないので、取引の少ないカードほど現在価格は前のまま動きません。いつ時点かは「最終成約 ◯/◯」として出しています(カード詳細のバッジと、一覧では価格の下)。出るのは、最後の成約が最新の収集日より3日以上前のカードだけです。印が付いていない行は、最後に収集できた日の前後に成約があったカードです。
騰落率は「◯日前の成約価格から今の成約価格まで何%動いたか」です。ただしちょうど◯日前に成約があるとは限りません。そこで、基準にしてよい古さに上限を設けています。前日比は最大4日前まで、7日は最大11日前まで、30日は最大45日前までで、それを超える点しか無いカードは「—」にして数字を出しません。
上限の内側で「ちょうど◯日前」からずれたときは、カード詳細に基準日を出しています。たとえば「前日比(8/7比) +60.0%」は、8/7の成約価格と比べて+60.0%という意味です。ずれていない(前日ちょうど・7日ちょうど・30日ちょうど)ときは何も付きません。一覧は列の幅が足りないので基準日を出していません。ずれの大きいカードを確かめたいときは詳細を開いてください。
つまり「—」は「データがまったく無い」という意味とは限りません。その期間で比べられる価格が無い、という意味です。いまの一覧198枚では、前日比が「—」なのが12枚、7日が11枚、30日が0枚です。窓が短いほど基準にしてよい古さの上限も短いので、成約の間が空いているカードほど短い窓から先に「—」になります。
上限を設けているのは、これが無いと「30日騰落率」が何ヶ月も前との比較になってしまうためです。実際、以前は最大で1,014日前の価格と比べて「30日騰落率 +164%」と表示していたカードがありました。長い期間の値動きは、カード詳細のリスク指標(観測期間つき)で見てください。
直近の値動きから機械的に算出するルールベースのスコアです。以下の3要素を重み付けして合成しています。
スコアが高い=「上昇の勢いがあり、かつ値動きが荒すぎない」カードです。取引データが少ないカードは「データ不足」として算出されません。
このスコアが実際に効いていたのかを、過去の価格に当てて確かめたものを下に載せています。実際の売買記録ではなく、計算結果です。
実際の売買記録ではありません。
| 年 | 件数 | 中央値 | 勝率 | 相場全体 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 183 | -24.8% | 17% | -24.3% | -0.5pt |
| 2024 | 1691 | +16.5% | 65% | -3.6% | +20.0pt |
| 2025 | 8684 | +16.4% | 78% | +12.9% | +3.5pt |
| 2026 | 6446 | +32.0% | 77% | +17.9% | +14.1pt |
| 保有 | 中央値 | 勝率 | 相場全体 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 7日 | +0.9% | 55% | -0.1% | +1.0pt |
| 14日 | +2.2% | 59% | -0.1% | +2.3pt |
| 30日 | +6.2% | 65% | +0.1% | +6.1pt |
| 60日 | +13.2% | 70% | +2.9% | +10.3pt |
| 90日 | +20.0% | 76% | +8.1% | +11.9pt |
| 120日 | +25.8% | 81% | +14.7% | +11.1pt |
一覧とカード詳細に、期待値スコアとは別に「AIスコア」も出しています。期待値スコアの根拠データに加えて、直近の値動き・流動性・美品との価格差までAIが読んだうえで付け直した数字です。
ただし、実際には期待値スコアとほぼ同じ動きをします。直近の判定日で両方ある444枚を突き合わせると、2つの相関は0.978で、AIスコアは期待値スコアより中央値で7.2点低いだけでした。20点以上ずれたのは444枚中2枚です。
つまりAIスコアは、期待値スコアをやや辛口に付け直したものと考えてください。2つが大きく食い違ったときだけ、その理由をカード詳細のAIコメントで確かめる、という使い方が実態に合っています。並べ替えの既定は期待値スコアで、AIスコアは並び順には使っていません。
期待値スコアの根拠データ(モメンタム・トレンド・安定度・流動性・美品との価格差)をAI(Claude)に渡し、買い手目線の判定(買い時/様子見/見送り)を毎朝生成しています。所持カードに登録したカードには、売り手目線の判定(売り時/様子見/保有継続)も付きます。
判定の内訳は偏っています。直近の判定日で見ると、見送りがおよそ6割、様子見が4割で、買い時は全体の1〜2%(数百枚のうち数枚)しかありません。この比率は相場が動いた日でもほとんど変わらないので、多数派の判定(見送り・様子見)は、そのカードに固有の情報をほとんど持たないと考えてください。実際の内訳はカード詳細の判定の下に、その日の実数で表示しています。
判定の的中実績は毎日検証していますが、往復した売買の件数がまだ少なく、公開できる水準にありません。判定を出し始めてからの日数もカード詳細に出しています。判定は価格傾向にもとづく参考情報であり、投資助言ではありません。
直近の売買履歴から算出した1日あたりの成約ペースです。「高」(5件/日以上)はすぐ売れる人気カード、「低」(1件/日未満)は売りたいときに買い手が付きにくいカードを意味します。
「消化◯日分」は現在の出品数を成約ペースで割った値で、少ないほど品薄(需要超過)、多いほど供給過多です。投資対象としては、価格だけでなく「売りたいときに売れるか」を見るのが重要です。
このペースは直近の成約が見えるだけ(最大20件)から出しているので、精度には限りがあります。そのため2つの書き方をしています。1つは「0.1件/日未満」。0.1件/日を下回るペースを「0件/日」と書くと、成約が1件も無いカードと見分けが付かなくなるためです。もう1つは「100日分以上」。ペースが小さいほど割り算の誤差が何倍にもなるので、100日を超えたぶんの桁は書きません。どちらも「供給過多」などの判定自体は元の値から出しています。何件の成約から算出したかは、カード詳細のこの欄に必ず添えています。
カード詳細と一覧の「海外出品との価格差」は、国内の成約価格と、eBay(US)にいま出ている出品の中央値を比べたものです。売れた値段どうしの比較ではありません。出品価格は成約価格より高いのが普通なので、この数字は構造的にプラスに出ます。
実際、両方の価格がそろっている326枚のうち304枚(93%)で海外のほうが高く、差の中央値は+58%です。これは「日本で買って米国で売れば58%儲かる」という意味ではありません。出品と成約の差に加えて、送料・eBayとPayPalの手数料・為替・関税・PSAケースの輸送リスクが乗り、さらに米国で本当にその値段で売れるかは別の話です。
使いどころは水準そのものではなく、同じタイトルの中で相対的にどのカードの差が大きいかを見ることです。日付が7日以上離れている組み合わせは、別の時点どうしの引き算になるため表示しません。
同じカードの「美品(未鑑定)」と「PSA10」の価格差です。鑑定プレミアム(PSA10÷美品)が高いカードは、美品を買ってPSA10が出れば大きな利益になる一方、PSA9止まりだと損をしやすい構造です。
カード詳細ページの鑑定シミュレーションでは、鑑定料の目安を差し引いた「PSA10なら+◯円 / PSA9なら−◯円」を表示しています。いちばでは「鑑定候補のみ(美品相場あり)」に絞ったうえで、PSA10が割安な順と鑑定の上乗せ額(費用前)が大きい順に並べ替えられます。
ヘッダーの「シングル/ボックス」を切り替えると、一覧・指数・比較がまとめて未開封ボックスの相場に変わります。ボックスの「現在価格」は未開封ボックスの成約価格で、カードのPSA10とは別の系列です。出どころは同じフリマ系マーケットプレイスの成約価格です。
追跡できている数はカードよりずっと少なく、当サイトが把握しているボックス135件のうち、価格が取れているのが119件、一覧に既定で出るのが54件です。タイトル全体の代表値としてではなく、この数十件の中での相対として見てください。
価格・騰落率・流動性・期待値スコア・AIスコア・AI判定は、カードとまったく同じ計算です。一方、鑑定に関する指標(鑑定スプレッド・鑑定プレミアム・割安度・鑑定上乗せ額)はボックスにはありません。未開封のボックスを鑑定に出すという概念が無いためで、列にも並べ替えにも出てきません。
海外出品との価格差はボックスでも並べ替えに出せますが、eBay(US)の参考価格が取れているボックスは135件中10件だけです。ほとんどのボックスでは「—」になります。値上がり・値下がりランキングはカードのみで、ボックスのランキングはありません。
カード詳細ページの「所持カードに追加」で、自分の保有カードを登録できます。購入価格を入れると含み損益が計算され、AIが売り手目線の判定を毎朝の収集にあわせて作り直します。
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相場データは毎朝、管理人が手作業で収集しています。収集できなかった日はその日の価格が入らないため、実際に最後に取得できた日をフッターに出しています。掲載データは公開情報をもとに独自に収集・集計したものであり、正確性を保証するものではありません。売買の判断はご自身の責任でお願いします。