ポケカが折れた月。251枚中、上がったのは18枚だけだった話【2026年6月】
2026年6月。5月に「全勝の月のあとは反動が出やすい」と書きましたが、反動が出たのはワンピースではなくポケモンのほうでした。
251枚中、上がったのは18枚
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | -21.0% | 251枚中 18枚 |
| ワンピース | +2.2% | 139枚中 78枚 |
| 全体 | -14.7% | 396枚中 102枚 |
251枚中18枚、率にして7%。ここまで一方向に振れると、もはや銘柄の良し悪しではありません。ポケモンのPSA10というカテゴリ全体から資金が抜けた、と読むほかない数字です。
一方でワンピースは139枚中78枚が上昇して+2.2%。5月に+65.8%も上げたあとで横ばいを保ったのは、むしろ粘ったほうです。


半年で一周したカードたち
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| ルフィ&エース L | ¥120,000 | ¥43,245 | -64% |
| トニートニー・チョッパー R | ¥50,000 | ¥19,666 | -61% |
| ピカチュウV(スタートデッキ100 コロコロ版) | ¥73,305 | ¥31,945 | -56% |
| ピカチュウ C :1ED(20th Anniversary) | ¥173,414 | ¥80,000 | -54% |
| ピカチュウ :ミラー(バトルコレクション) | ¥37,214 | ¥17,899 | -52% |
ピカチュウV(スタートデッキ100 コロコロ版)の半年を並べると、2月+42% → 3月+110%(¥78,791) → 4月-33% → 5月+33% → 6月-56%(¥31,945)。3月末に7.9万で買っていたら、3ヶ月後には3.2万です。
4月に+194%だったレックウザVMAX(リザードンVSTAR vs レックウザVMAX)も、6月は-54%。上がったときの倍率が大きいカードほど、戻るときも同じ速さで戻ります。



上がったのはドラゴンボールとワンピース
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| エナジーマーカー(神龍) | ¥89,000 | ¥199,999 | +125% |
| エナジーマーカー(孫悟空) ★(カードケース01) | ¥34,000 | ¥60,000 | +76% |
| 孫悟飯:少年期 SCR★ | ¥34,000 | ¥59,000 | +74% |
| ヤマト L | ¥12,000 | ¥20,430 | +70% |
| サボ SEC | ¥22,000 | ¥35,000 | +59% |

2026年前半をまとめると
| タイトル | 1月→6月の中央値 | 上がった割合 |
|---|---|---|
| ワンピース | +110.7% | 96%(77枚中74枚) |
| ポケモン | +41.5% | 80%(236枚中189枚) |
6月に大きく下げたポケモンも、半年で見れば中央値+41.5%。ワンピースにいたっては倍以上です。月単位で見ると絶望的だった6月も、半年の物差しでは「上げ相場の途中の押し」でしかありませんでした。
前半6ヶ月を通しての主役の順番は、1月=満遍なく → 2月=ピカチュウ → 3月=ワンピース復活 → 4月=型落ちVMAX → 5月=ワンピース一色 → 6月=ポケモン総崩れ。だいたい2〜3ヶ月で主役が入れ替わっています。
半年の通算は、1月から6月まで継続して価格が取れたカードだけで出しています。途中で取引が途絶えたカードや、値を崩してランキングから消えたカードは入っていないので、実際よりは良い数字が出ていると考えてください。
数字は、その月の最初と最後の両方に取引価格があったPSA10シングルだけを対象に、1枚ずつの騰落率を出して中央値をとったものです(月内12日以上の価格があるものに限る)。平均ではなく中央値なのは、1枚の大化けで全体像が歪まないようにするためです。遊戯王(28枚)とドラゴンボール(14枚)は収録枚数が少なく、タイトル全体の代表値としては出していません。同じ名前のカードが複数ある場合は、収録セットを括弧で添えています。ここに書いた対象枚数は記事を公開した時点のものです。あとから追跡対象に入ったカードは過去の日付ぶんもさかのぼって価格が埋まるため、同じ月を今あらためて同じ条件で数えると枚数は増えます(騰落率の中央値はほとんど変わりません)。
本記事は公開情報の集計にもとづくまとめであり、投資助言ではありません。売買の判断はご自身の責任でお願いします。