ポケカ、派手さは無いのに9割方あがってた話【2026年1月】
毎日PSA10の相場データを眺めているトレカブが、2026年1月の動きを振り返ります。この月をひとことで言うと「派手じゃないけど、ほとんど全部あがった」。相場としては、いちばん気持ちのいいタイプの月でした。
上がった枚数がとにかく多い
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | +9.3% | 192枚中 153枚 |
| ワンピース | +10.0% | 47枚中 33枚 |
| 全体 | +9.3% | 242枚中 189枚 |
注目したいのは中央値そのものより「上がった枚数の割合」です。ポケモンは8割、ワンピースも7割が上昇。特定の人気カードだけが吊り上がったのではなく、幅広く買われた月だったことが分かります。
こういう月は、正直なところ何を持っていても勝ちやすい。逆に言うと「自分の目利きが良かったのか、相場が良かっただけなのか」が分からなくなる月でもあります。あとで振り返るときのために、地合いが良かったことは覚えておいて損はありません。


今月あがったカード
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| エナジーマーカー(孫悟飯) ★ | ¥16,800 | ¥46,000 | +174% |
| 孫悟空 SCR★★ | ¥52,500 | ¥140,000 | +167% |
| ミュウツー R: マスターボールミラー | ¥18,347 | ¥37,900 | +107% |
| イーブイ AR | ¥9,000 | ¥16,980 | +89% |
| リザードン R :1ED | ¥70,000 | ¥128,000 | +83% |
| かがやくリザードン K(Pokemon GO) | ¥8,000 | ¥13,350 | +67% |
上位はドラゴンボールが占めました。ただしドラゴンボールは追跡できているカードが14枚しかないので、「タイトルとして強かった」とまでは言えません。個別に強い数枚があった、という読み方が正しいところです。
ポケモン側では、マスターボールミラーのミュウツー(+107%)と旧裏のリザードン R :1ED(+83%)。ミラー系と旧裏という、まったく違う理由で買われる2つが同時に動いたのが1月らしいところでした。


下がったカードも一応
| カード | 月初 | 月末 | 騰落 |
|---|---|---|---|
| ピカチュウex SAR仕様 | ¥315,250 | ¥184,300 | -42% |
| カメックス | ¥16,980 | ¥11,500 | -32% |
| シルバーズ・レイリー SEC-SP (コミパラ) | ¥94,999 | ¥68,000 | -28% |
| ナンジャモのハラバリーex SAR | ¥26,800 | ¥20,500 | -24% |
ピカチュウex SAR仕様(バトルコレクション)が31万から18万へ。この時点では完全に「終わった」カードに見えました。ところがこの後、2月+77%、3月+57%、4月+24%と続けて上げ、4月末には¥624,500をつけます。1月末に18万で手放していたら、3ヶ月で3.4倍を逃したことになります。

高額カードは1ヶ月で3〜4割動くのが普通です。月末の値段だけを見て判断すると、だいたい早すぎます。
数字は、その月の最初と最後の両方に取引価格があったPSA10シングルだけを対象に、1枚ずつの騰落率を出して中央値をとったものです(月内12日以上の価格があるものに限る)。平均ではなく中央値なのは、1枚の大化けで全体像が歪まないようにするためです。遊戯王(28枚)とドラゴンボール(14枚)は収録枚数が少なく、タイトル全体の代表値としては出していません。同じ名前のカードが複数ある場合は、収録セットを括弧で添えています。ここに書いた対象枚数は記事を公開した時点のものです。あとから追跡対象に入ったカードは過去の日付ぶんもさかのぼって価格が埋まるため、同じ月を今あらためて同じ条件で数えると枚数は増えます(騰落率の中央値はほとんど変わりません)。
本記事は公開情報の集計にもとづくまとめであり、投資助言ではありません。売買の判断はご自身の責任でお願いします。