ポケモンが+18%の大反発。9月に一気に取り返した話【2025年9月】
PSA10トレカ相場まとめ
2025年9月
正直に言うと、9月のポケモンはちょっと驚きました。追跡している336枚のうち271枚が上昇、中央値で+18.2%。「一部の人気カードだけ跳ねた」んじゃなくて、板の8割が上がっている。ここまで広く買われる月は年に何回も無いので、数字を見ながら素直にテンションが上がりました。しかも上げたのはポケモンだけではありません。
数字で見る2025年9月
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | +18.2% | 336枚中 271枚 |
| ワンピース | +3.5% | 93枚中 59枚 |
| ドラゴンボール | +9.5% | 7枚中 5枚 |
| 遊戯王 | +6.4% | 4枚中 4枚 |
普段は放置されがちなカードまで火が付いた
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| ニャース C: マスターボールミラー | +160% | ¥6,750 → ¥17,550 |
| ロケット団のニャース AR | +159% | ¥3,850 → ¥9,990 |
| スイクンV SAR | +121% | ¥6,700 → ¥14,800 |
| ゲンガー CHR | +107% | ¥8,120 → ¥16,787 |
| ピカチュウ AR | +101% | ¥8,725 → ¥17,500 |
上昇上位の顔ぶれが、この全面高の性格をよく表しています。ニャースのマスターボールミラーが¥6,750から¥17,550へ、ロケット団のニャースARが¥3,850から¥9,990へ。跳ねているのは、普段はあまり注目されない『数は出るのに玉が薄い』コモン〜AR帯です。こういうカードは平時は放置されがちですが、地合いが良くなると、値がまとめて付き直す。看板だけでなく、こういう脇のカードまで動くのが、本物の全面高の証拠でした。
全ジャンルが上を向いた
気持ちよかったのは、どのタイトルを持っていても上げの恩恵があったことです。ワンピースではたしぎのC-SPCが¥5,000から¥16,000へ+220%、遊戯王では青眼の白龍のUL版が¥49,000から¥69,800へ+42%、ドラゴンボールも7枚中5枚が上昇。追跡している全タイトルがそろってプラスで終わる月は、そう多くありません。相場全体に、久しぶりに強い追い風が吹いた9月でした。
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| メガゲンガーex | -35% | ¥30,800 → ¥20,000 |
| ガマゲロゲ AR | -26% | ¥37,720 → ¥27,861 |
| かがやくリザードン K | -24% | ¥9,800 → ¥7,496 |
下げたカードを探すと、いちばん落ちたメガゲンガーexでも-35%(¥30,800→¥20,000)止まり。8割が上がった月なので、下落側はごく少数です。上げの裾野の広さと、下げの浅さ——どちらの数字を見ても、9月がきれいな全面高だったことが分かります。
こういう全面高のあとは、翌月に反動が来ることも多い。実際このあと10月に、ポケモンは高額帯の整理で調整に入ります。9月の含み益は『自分の目利き』より『地合いのおかげ』の割合が大きい、と割り引いて見ておくくらいがちょうどいい。気持ちのいい月ほど、天狗にならずに数字を残しておく——それが次の月の狼狽を防ぎます。