ポケモンが7割上昇の強い7月。キハダ筆頭に幅広く買われた話【2025年7月】
PSA10トレカ相場まとめ
2025年7月
7月のポケモンは、店の棚がよく動いた月でした。トレカブの集計だと289枚のうち213枚が上昇、中央値+7.9%。7割以上が上がっているので、地合いはかなり良い部類です。特定のカードが吊り上がった、というより、幅広い銘柄に満遍なく買いが入った印象があります。夏本番を前に、資金が一段厚くなった手応えがありました。
数字で見る2025年7月
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | +7.9% | 289枚中 213枚 |
| ワンピース | +1.6% | 75枚中 43枚 |
| ドラゴンボール | +5.5% | 4枚中 2枚 |
キハダ筆頭に、サポートカードまで買われた
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| キハダ SR | +141% | ¥5,800 → ¥14,000 |
| レックウザ AR | +92% | ¥12,999 → ¥25,000 |
| ミュウex UR | +79% | ¥7,000 → ¥12,555 |
| MレックウザEX | +77% | ¥50,740 → ¥90,000 |
| ライチュウ AR | +74% | ¥4,200 → ¥7,295 |
話題の中心はキハダのSRで、¥5,800から¥14,000へ+141%。サポートカードがここまで強く買われるのは、そのカードを使うデッキ需要と、コレクション需要が重なったときです。PSA10は数が絞られるぶん、そこに需要が乗ると一気に値が伸びる。上昇上位を見ても、¥4,000台のライチュウARから¥90,000のMレックウザまで価格帯がバラけていて、まさに『幅広く満遍なく』。213枚中213枚という上昇の裾野の広さが、この一覧に表れています。
ワンピースもリーダーパラレルが堅調
ワンピースは中央値+1.6%と控えめですが、中身は悪くありません。ルフィのL-Pが¥7,980から¥13,000へ+63%、ティーチ・サンジ・プリンのリーダーパラレルもそろって+40〜54%。人気キャラのリーダーパラレルという定番の枠が、きれいに買われていました。派手さでポケモンに譲るだけで、地合いそのものは底堅い月でした。
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| モンスターボール | -28% | ¥19,124 → ¥13,800 |
| ピカチュウV ビニールなし | -19% | ¥122,900 → ¥100,000 |
| ゲンガーVMAX SA | -15% | ¥199,000 → ¥169,000 |
下落側は数も少なく、下げ幅も限定的でした。いちばん下げたモンスターボールでも-28%、あとは高額のピカチュウVやゲンガーVMAXが-15〜19%程度。上昇が板の7割を占める月では、下げるカードを探すほうが難しい。上げの裾野が広いということは、裏を返せば、どれを買っても大きく外しにくいということでもあります。
上げが続くと『今から買っても遅いのでは』と迷いがちですが、この月のように上昇の裾野が広い局面は、実は個別の高値づかみリスクが相対的に低い。逆に、一部だけが突出して上がっている月のほうが、飛びつきは危ない。中央値が素直にプラスで、しかも上昇枚数が多い月は、あれこれ悩むより地合いに乗るのが素直——というのが、数字を追ってきての経験則です。