夏枯れの8月。リーフィアやミホークが局所的に跳ねた話【2024年8月】
PSA10トレカ相場まとめ
2024年8月
8月は、例年どおりの夏枯れでした。ポケモンが中央値-2.0%、ワンピースが-6.8%。お盆をはさんで市場参加者が減る時期は、売り買いともに細り、こういう緩い下げになりがちです。派手な暴落ではなく、閑散のなかでじわっと値が下がる。相場そのものが夏休みに入るような1ヶ月でした。
数字で見る2024年8月
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | -2.0% | 123枚中 41枚 |
| ワンピース | -6.8% | 67枚中 19枚 |
閑散でも、名前で買われるカードはある
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| リーフィアVSTAR SAR | +98% | ¥3,280 → ¥6,500 |
| ジュラキュール・ミホーク C-P | +96% | ¥4,500 → ¥8,800 |
| ピカチュウ CHR | +51% | ¥3,800 → ¥5,750 |
| ゲンガーex SR | +49% | ¥3,900 → ¥5,800 |
| ミュウex UR | +44% | ¥4,000 → ¥5,750 |
全体が軟調でも、刺さるカードはちゃんと刺さります。ポケモンのリーフィアVSTARが¥3,280から¥6,500へ+98%、ワンピースのミホーク(コモンのパラレル)が¥4,500から¥8,800へ+96%。どちらも人気キャラの、手の届く価格帯のカードです。参加者が薄い月は、逆に言えば少しの買いで値が動きやすい。欲しい人が動けば、閑散相場でも2倍近くまで跳ねる——夏枯れならではの、局所的な過熱でした。
その裏で、高額枠は荒く売られた
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| タロ SAR | -59% | ¥40,000 → ¥16,500 |
| サンジ L-P | -55% | ¥22,000 → ¥10,000 |
| ナミ R-SP (コミパラ) | -46% | ¥148,000 → ¥80,500 |
| モンキー・D・ルフィ L | -34% | ¥59,900 → ¥39,800 |
上げが派手なら、下げも派手になるのが夏枯れです。ポケモンのタロSARが¥40,000から¥16,500へ、ワンピースの高額コミパラ・ナミが¥148,000から¥80,500へ。参加者が薄いと、少ない売りでも値付けが大きく飛びます。上昇上位と下落上位、その振れ幅の大きさこそが、この月の「商いの薄さ」を物語っています。ちなみに遊戯王では、光の創造神ホルアクティが¥400,000から¥500,000へ動きましたが、これは追跡1枚の値で、傾向としては読めません。
夏枯れの月は、焦って動く必要はありません。参加者が薄いぶん値付けも荒くなりがちで、高値も安値も『本当の相場』からズレやすい。ここで慌てて高値をつかんだり、投げ売りに付き合ったりするより、秋に人が戻ってくるのを待って、欲しいカードを落ち着いて拾う。閑散相場との付き合い方は、それくらいで十分でした。