ワンピースが重い4月。ドラゴンボールの反動安が目立った話【2024年4月】
PSA10トレカ相場まとめ
2024年4月
4月は、前月の反動が全面に出た月でした。とりわけドラゴンボールは、3月に中央値+52%の全面高だった、その揺り戻しで-57.2%。追跡8枚がすべて下落しています。ワンピースも-8.6%と重く、全体に上値の重い展開。今回は、この極端な数字を材料に、「母数の少ないタイトルの月次はどう読めばいいのか」を少し丁寧に書いておきます。
数字で見る2024年4月
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | -2.5% | 153枚中 49枚 |
| ワンピース | -8.6% | 61枚中 20枚 |
| ドラゴンボール | -57.2% | 8枚中 0枚 |
ドラゴンボールの-57%をどう読むか
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| エナジーマーカー(ゴクウブラック) ★ | -61% | ¥101,500 → ¥40,000 |
| エナジーマーカー(孫悟空) ★ (エナマ悟空) | -59% | ¥84,999 → ¥34,750 |
| 孫悟飯:少年期 SCR★ | -59% | ¥31,767 → ¥13,000 |
| エナジーマーカー(孫悟空) ★ | -57% | ¥108,000 → ¥46,900 |
見てのとおり、下げているのは3月に急騰したエナジーマーカー系です。エナマ悟空は3月に+395%(¥22,000→¥109,000)まで跳ねたカードで、それが4月には¥84,999から¥34,750へ逆戻り。急騰したカードが翌月に反動で戻るのは、どのタイトルでもよくあることですが、ドラゴンボールで問題なのは、追跡がわずか8枚しかないことです。8枚のうち数枚が大きく動けば、中央値はいとも簡単に±50%飛びます。3月の+52%も4月の-57%も、少数のカードの往復で作られた数字で、『市場全体がそう動いた』わけではありません。
ワンピースは重く、ポケモンは耐えた
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| モンキー・D・ルフィ P | -52% | ¥7,950 → ¥3,798 |
| モンキー・D・ルフィ SEC-P | -48% | ¥14,400 → ¥7,449 |
| モンキー・D・ルフィ L | -36% | ¥46,771 → ¥30,100 |
| ロロノア・ゾロ SR | -30% | ¥315,000 → ¥220,000 |
ワンピースは中央値-8.6%と、こちらは母数61枚あっての数字なので、素直に「重かった」と読めます。ルフィのパラレルが軒並み半値前後、高額のゾロSRも¥315,000から¥220,000へ。前年からのワンピース高の反動が、まだ続いていました。対してポケモンは-2.5%と小幅安で耐えた側。オリジンパルキアVSTARが+45%と逆風でも買われるなど、崩れきらずに踏みとどまっています。
母数の少ないタイトル(ドラゴンボール・遊戯王)の月次は、あくまで参考値です。数枚の大きな値動きで中央値が振り回されるので、『傾向』としては読めても『そのタイトルの代表値』とまでは言い切れない。だからこのレポートでは、追跡枚数が一桁のタイトルには毎回「参考値」と添えています。数字は、母数とセットで初めて意味を持ちます。