ポケモンが1割下げた2月。全体に売りが優勢だった話【2024年2月】
PSA10トレカ相場まとめ
2024年2月
2月は、はっきり下げた月でした。ポケモンが中央値-10.6%で、134枚のうち上がったのはたった22枚。ワンピースも-5.6%と、全体に売りが優勢です。1月の穏やかな滑り出しから一転、しっかりした調整が入りました。年始に集め始めた人が、思ったより上がらないと見て手を引く——年明けの反動が出やすいのが、例年この2月あたりです。
数字で見る2024年2月
| タイトル | 中央値 | 上がった枚数 |
|---|---|---|
| ポケモン | -10.6% | 134枚中 22枚 |
| ワンピース | -5.6% | 47枚中 17枚 |
高額カードから崩れた
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| ゲンガー CHR | -76% | ¥18,800 → ¥4,500 |
| モココ CHR | -76% | ¥18,800 → ¥4,500 |
| メイ SR | -59% | ¥184,000 → ¥75,500 |
| ピカチュウ&ゼクロムGX SR | -35% | ¥227,500 → ¥148,000 |
| マリィ SR | -32% | ¥147,950 → ¥100,000 |
下落の主役は、高額カードでした。キャラクター系の高額SRであるメイが¥184,000から¥75,500へ、マリィが¥147,950から¥100,000へ、ピカチュウ&ゼクロムGXも¥227,500から¥148,000へ。ゲンガーとモココのCHRに至っては、そろって¥18,800から¥4,500へ-76%——おそらく同じ弾の同枠で、連れ安になった格好です。地合いが悪くなると、まず値の張るカードから買い手が消える。1月に威勢よく上がったぶん、反動もそこに集中しました。
それでも、逆行したカードはある
| カード | 変化 | 価格(月初→月末) |
|---|---|---|
| レシラム&ゼクロムGX (N) RR | +62% | ¥2,500 → ¥4,050 |
| ピカチュウVMAX CSR | +44% | ¥9,000 → ¥13,000 |
| かがやくリザードン K | +41% | ¥3,550 → ¥5,000 |
| ボア・ハンコック SR-SPC (ワンピース) | +33% | ¥18,650 → ¥24,800 |
134枚中22枚、それでも上がるカードはあります。安いRR帯のレシラム&ゼクロムGXが+62%、ピカチュウVMAXのCSRが+44%。ここで目に留めておきたいのが、かがやくリザードン(¥3,550→¥5,000、+41%)です。このカードは、この後の2024年を通じて何度も上昇上位に顔を出す、時代の主役の一枚になります。地合いの悪い月に、安く強いカードがどれか——それを見つけておくのが、こういう月の数少ない楽しみです。
下げの月にいちばん大事なのは、慌てて投げないことです。中央値-10%は確かに痛い。でもPSA10のような玉の限られたカードは、地合いが戻れば評価も戻りやすい。実際この2024年も、後半にかけて相場は持ち直し、年末には全面高が来ました。目先の数字に一喜一憂しすぎないのが、コレクションと長く付き合うコツだと思っています。